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このトピックには13件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 8 ヶ月前に amatsu1 さんが最後の更新を行いました。
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LM3424について
お世話になります。
LM3424のデータシートにつきまして、以下のご質問がございます。①データシートP18のTu0(DCループゲイン)の導出過程の詳細
②データシートP18のωp1の分子が1+Dとなる理由
③データシートP19のCfsとRfsの配置により何故CRフィルタと同じカットオフ周波数(1/(2*π*Cfs*Rfs))となるか以上、宜しくお願い致します。
- このトピックは amatsu1が5 年、 9 ヶ月前に変更しました。
amatsu1様
お問い合わせいただきありがとうございます。
本件について以下のように回答させていただきます。TI社に問い合わせました.
個別に計算過程を解説した資料はないのですが、以下の資料が基本になっているそうです。
一度内容を御確認いただけますでしょうか。
Understanding Buck-Boost Power Stages in Switch Mode Power Supplies
www.ti.com/…/slva059a.pdf以上、何卒よろしくお願いいたします。
内容承知致しました。
ご対応いただき、ありがとうございました。LM3424について別件なのですが、以下の2点についてご回答願います。
①データシートP16にて、Vcmpとの比較としてIsを使った理由と比較前にオフセットを0.9Vとしている理由
②データシートP20にて、(22)式で25μAを使っている理由((1.24-0)*20mA/V=25mAの為、25mAと考えておりました)以上、宜しくお願い致します。
amatsu1様
追加のお問い合わせについて、TI社に確認しまして以下のように回答させていただきます。
1.オフセットの0.9Vに関しては、IC内部のOscillatorブロックで作られるArtificial Ramp波形の電圧レベルを、COMP電圧と
正しく比較出来る様にするためのものということでした。ISを使っている理由に関してはまだ回答が来ていないので、
来次第回答いたします。
2.25uAに関しては、Error amp(誤差アンプ)のソース電流の標準値から来ているとのことでした。以上、何卒よろしくお願いいたします。
amatsu1様
ISを使っている理由としては、制御系の安定のためにスロープ補償を行うためということでした。
スロープ補償に関する記事は多くありますがその1つの記事としては、TI社のサイトではないですが
以下のようなものがありました。
DC/DCスイッチングレギュレータにおけるPWM信号生成向けの電圧および電流モード制御
https://www.digikey.jp/ja/articles/techzone/2014/oct/voltage-and-current-mode-control-for-pwm-signal-generation-in-dc-to-dc-switching-regulators
スロープ補償に関するところの回路動作の情報は問い合わせましたがTI社からは得られませんでした。
ただ、データシート(資料番号:SNVS603C)、ページ11のブロック図を見る限りは、IS電圧と内部の
Artificial Rampを1.7kΩ抵抗のところで足し合わせて、90kΩ抵抗で電圧を0.9V持ち上げて、
PWMコンパレータに与えていると考えます。以上、何卒よろしくお願いいたします。
ご回答いただき、誠にありがとうございます。
ご回答内容につきまして検討させていただきますので、
今暫くお待ちください。以上、宜しくお願い致します。
いつもお世話になっております。
■以前回答いただいた内容に関するご質問
1.Isを使っている理由について、スロープ補償の為との回答をいただきましたが、
スロープ補償は添付の通り、T_offの区間に補償してやるものと存じおり、
LM3424もそうであると推測されます。
Isを使っている理由が本当にスロープ補償なのか今一度ご確認を宜しくお願い致します。2.Error amp(誤差アンプ)のソース電流とのことですが、gmアンプの-,+間の電位差や、
トランスコンダクタンス20mA/Vを使っていないのが不可解に感じてしまいます。
こちらも今一度ご確認をお願い致します。■新規のご質問
①LM3424にはTon_MINはデータシートに記載がありますが、Ton_MAXは記載がありません。
100%まで可能でしょうか。また、Ton_MAXを設けない理由は何でしょうか。以上、お手数ですが、何卒宜しくお願い致します。
Attachments:
amatsu1様
いつもお世話になっております。
1.前回のスロープ補償の説明は間違っておりました。大変申し訳ありません。
スロープ補償には内部発振器が発生するランプ波形が使われるのが正しいです。
IS端子は外付けNMOSFETに流れ込む電流値をモニターするのに使われます。2.電気的特性特性のエラーアンプの出力(COMP)のソース/シンク電流の26uA(typ)から来ていると思いますが、
再度TIに確認し分かり次第ご連絡いたします。①.これに関しても、TIに確認し分かり次第ご連絡いたします。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
お世話になります。
TI様へご確認いただき、ありがとうございます。
>IS端子は外付けNMOSFETに流れ込む電流値をモニターするのに使われます。
IS端子は確かにOCPとしての機能もありますが、OCPではなく、「Vcmpとの比較としてIsを使った理由」についてお聞きしております。
言い換えますと、
「Vcmpとの比較に単純な三角波ではなくIsを使った理由」をご教示いただきたいです。ご説明不足な点もあり申し訳ありませんが、ご対応の程、宜しくお願い致します。
amatsu1様
いつもお世話になっております。
こちらこそ説明足らずで申し訳ありません。LM3424が使っているピーク電流モードに関しては、
以下に資料がございます。参考になれば幸いです。スイッチング電源の電流モード制御
http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja508/jaja508.pdf以上、何卒よろしくお願いいたします。
お世話になります。
回答いただき、誠にありがとうございました。
参考にさせていただきます。残件につきましてもお手数ですが、ご対応の程、何卒宜しくお願い致します。
以上、宜しくお願い致します。
amatsu1様
いつもお世話になっております。
回答が遅くなり申し訳ありません。
残っておりました件につきまして、TI社に確認しまして以下のように回答いたします。Q1. トランスコンダクタンス20mA/Vを使っていないのが不可解に感じてしまいます。
Ans1. やはり、電気的特性特性のエラーアンプの出力(COMP)のソース/シンク電流の26uA(typ)から来ているということでした。
またトランスコンダクタンス20mA/Vの値はHIGH SIDE TRANSCONDUCTANCE AMPLIFIERの値ですが、
これはデータシート(資料番号:SNVS603C)のページ11にありますブロック図の、HSP/HSNにつながっている
アンプの特性になるということでした。Q2. LM3424にはTon_MINはデータシートに記載がありますが、Ton_MAXは記載がありません。
100%まで可能でしょうか。また、Ton_MAXを設けない理由は何でしょうか。Ans2. Ton_MAXは記載はありませんが、ほぼスイッチング周期(1÷スイッチング周波数)から100ns引いた値に
なるそうです。そのためオンデューティが100%になる事はありません。以上、何卒よろしくお願いいたします。
お世話になります。
ご対応いただき、誠にありがとうございます。Q1.ご教示いただき、ありがとうございました。勘違いの部分もあり、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
ご教示いただいた内容を踏まえますと、Ccmpに流れる電流については添付のような認識で宜しいでしょうか?
また、普通のアンプではなく、gmアンプを使われている理由につきましてもご教示願います。Q2.承知致しました。ありがとうございました。
以上、宜しくお願い致します。
Attachments:
amatsu1様
いつもお世話になっております。
回答が遅くなり申し訳ありません。
はい。ご認識どおりと考えます。
あとgmアンプを使っている理由としては、私の認識では高速動作に対応するためと認識しております。
良い資料が見つからなかったのですが、以下の記事が参考になれば幸甚です。
電流アンプによるBuck型DC-DCコンバータの安定化
https://www.infineon.com/dgdl/AN-1043J.pdf?fileId=5546d46256fb43b301574c5ec9097bc6以上、何卒よろしくお願いいたします。
お世話になります。
ご対応いただき、誠にありがとうございます。
参考にさせていただきます。以上、宜しくお願い致します。
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