ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン MSP430 RTC割り込み処理タイミングとRTC更新タイミングの誤差について

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 9 ヶ月前UNA UNA さんが最後の更新を行いました。

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  • 投稿者
    投稿
  • #5048 返信

    kkk
    参加者

    RTC割り込み処理タイミングとRTC更新タイミングの誤差について

    デバイス型番:MSP430F5329

    RTC割り込みによる62.5ms周期割り込み回数をカウントして、62.5ms割り込みの中で1秒周期の割り込みを実行し、1秒周期割り込みでRTC時刻を読み出そうと考えていますが、下記の懸念をしています。
    ・懸念内容 : RTC時刻の更新タイミングの直前に1秒周期割り込み(62.5ms周期割り込み)が実行されると、実際のRTC時刻より約1秒遅い時刻を読み出してしまう。

    RTCカレンダーモードのプリスケール・タイマ 1 によって発生させた62.5ms周期割り込みタイミングと、RTC時刻の更新タイミングはどちらが速く発生するのでしょうか?また、タイミングの差はどれほどの時間になるのでしょうか?

    #5055 返信
    UNA
    UNA
    従業員

    kkk様

    お問い合わせありがとうございます。

    カレンダーモードの場合、プリスケーラカウンタ(RT0PS/RT1PS)は、1秒をカウントするように自動的に設定され、このタイミングでRTC時刻が更新されます。
    一方、62.5msのプリスケーラタイマー1割り込み(RT1PSIFG)による1回目の割り込みは、31.25msで発生しますため、RTC時刻レジスタの更新よりも、RT1PSIFGによる1秒周期の割り込みは、31.25ms早く発生することになります。

    なお、RTC時刻レジスタの更新はKeepoutロジックにより、レジスタのリードタイミングに制限がありますのでご注意ください。詳細につきましては、下記ドキュメントをご参照ください。

    ・MSP430x5xx and MSP430x6xx Family User’s Guide
    [22.2.2.3 Reading or Writing Real-Time Clock Registers in Calendar Mode](p569)
    http://www.tij.co.jp/jp/lit/ug/slau208q/slau208q.pdf

     

    以上、宜しくお願い致します。
    H.U

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