ホーム フォーラム Texas Instruments モーター・ドライバー DRV110(14ピン)の制御電流について

このトピックには8件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 9 ヶ月前mtmt mtmt さんが最後の更新を行いました。

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  • #5118 返信

    KWN001
    参加者

    DRV110(14ピン)の制御電流について

    デバイス型番:DRV110APWR

    下記の値を狙って添付資料の
    回路を作成したのですが
    Iholdのみ設計値通りにならず(200mA)
    次のような現象を確認しました。
    ・Vs電圧に比例してIholdの電流が変化する。
    ・C1=1uFを外すとIhold=120mAになる。
    どのような原因が考えられるでしょうか。

    Ipeak:500mA
    Ihold:100mA
    ※Vs=55V(安定化電源)

    以上、よろしくお願い致します。

    Attachments:
    #5153 返信
    mtmt
    mtmt
    従業員

    お問い合わせ頂きありがとうございます。
    また、返信が遅くなりまして、申し訳ございません。
    CinはVinのデカップリングコンデンサになります。
    電流制限抵抗とCinがターンオン電圧の上昇を設定します。
    このため、Iholdに影響することは考えにくい存じます。
    外部電源のノイズがそれほど大きくない場合は、ランプアップ電圧を極端に遅くならないようにするために、
    Cin=1uFを推奨しております。
    Iholdが設計値200mAに対して、実測値は100mAということですが、以下を御展開頂けませんでしょうか?
    ・電流波形
    ・Hold端子の電圧、Sense端子の電圧

    #5165 返信

    KWN001
    参加者

    ご回答ありがとうございます。

    勘違いさせて申し訳ないのですが
    Iholdの設定値を100mAにしたい所
    実測値200mAになっているのが現状です。

    以下の測定波形を添付致します。
    ・CH1:Hold端子電圧
    ・CH2:Sense端子電圧
    ・CH3:ソレノイド電流波形

    以上、よろしくお願い致します。

    #5167 返信
    mtmt
    mtmt
    従業員

    ご測定頂き、誠にありがとうございます。
    Hold端子電圧ですが、プローブは等倍で電圧は1.0Vということ承知しました。
    お手数ではございますが以下のPeak電圧も含めてご測定頂けませんでしょうか?
    ・CH1:Peak端子電圧
    ・CH2:Sense端子電圧
    ・CH3:ソレノイド電流波形
    ご確認ではございますが、本件発生している基板は全数になりますでしょうか?
    誠に恐れ入りますが、ご対応頂けますと幸いです。

    #5234 返信

    KWN001
    参加者

    本件の発生基板は全数(2台)で発生しています。

    以下、測定波形になります。
    ・CH1:hold端子電圧
    ・CH2:Peak端子電圧
    ・CH3:Sense端子電圧
    ・CH4:ソレノイド電流波形

    以上、よろしくお願い致します

    #5249 返信
    mtmt
    mtmt
    従業員

    ご測定頂き、ありがとうございます。
    一点ご確認頂きたいのですが、
    ROSC=160kohm(PWM=25kHz)の場合も同等の条件になるかをご確認頂くことは可能でしょうか?
    Minimum PWM duty cycle=7.5%, ON時間が7.5%は最低条件のため、PWM周波数を大きくすることで、最小ON時間を短くした場合の内容確認になります。
    誠に恐れ入りますが、ご対応頂けますと幸いです。

    #5254 返信

    KWN001
    参加者

    ROSC=160kohmにした場合も同様の結果になることを確認しました。

    また、以下の現象を確認しました。
    フリーホイールダイオード(D1)をはずした場合Ihold=100mAになる。
    (逆起電力発生時の電流がコイルで消費しきれていないと思われます。)

    消費できるようD1に150ohmを挿入して制御した場合も
    Ihold=100mAになることを確認。

    このような事はよくあるのでしょうか
    また、対策方法として良い方法があれば教えて頂けないでしょうか。

    以上、よろしくお願い致します。

    #5256 返信
    mtmt
    mtmt
    従業員

    御返信ありがとうございます。
    逆起電力等は、インダクタンス値に依存、デバイス外のシステム設計に依存した内容になります。
    正直なところよくあるかはお応えできない内容になります。
    恐らくLS(リレーのコイル部でしょうか?)が。かなりL値が大きい可能性がございます。
    抵抗で消費させた場合、瞬間的な電流とはいえ、放熱パターンと使用する抵抗に依存すると存じます。
    本来はスイッチング周波数を高くして、ON時間を短くする、TON時間を短くする等が対策になりますが、残念ながら、DRV110はどちらも劇的に数値を変更することができません。
    他の方法はL値の小さい物を使用する等になるかと存じます。

    上記を踏まえて二点程ご確認頂きたいことがございます。
    ・フライホイールダイオードD1のみを残し、D5とVS1を外しても同じでしょうか?
    →D1のみの還流で消費が足りないかをさらに切り分けする意図がございます。
    ・LSのインダクタンス値を小さくしても同じことになりますでしょうか?

    以上、よろしくお願いいたします。

    #5259 返信

    KWN001
    参加者

    ご回答ありがとうございます。

    以下、確認結果になります。
    ・D5とVS1を外した場合でも同様の結果(消費が足りない)になりました。
    ・LSのインダクタンス値を小さくすることでIhold=100mAになりました。

    原因が判明したので部品の再検討をしようと思います。

    #5262 返信
    mtmt
    mtmt
    従業員

    ご連絡ありがとうございます。
    承知いたしました。

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