ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン MSP430 ノイズによるFRAMの値変化について

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 9 ヶ月前クライフ クライフ さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #5287 返信

    dengensekkeiGT
    参加者

    ノイズによるFRAMの値変化について

    デバイス型番:MSP430FR2155

    現在マイコンを使用した電源において、ノイズを印加する試験をおこなっております。
    その中で下記症状が発生致しました。この様な症状は可能性としてありえますでしょうか?
    また事例はありませんでしょうか?

    【症状】ノイズ印加時にマイコン動作リセットおよびFRAM内容全てFFhに変化してしまう。
    発生頻度は必ず起きる物では無く、ここ1週間で2回発生致しました。
    ノイズ印加量については、AC入力部分での印加は約3kV・・・マイコン周りでは減衰しているはずですが
    正確な測定が困難で有りデータシートの耐量をオーバーしている可能性もあります。

    FRAMのWRITEロックは使用しておりませんが、対策として有効でしょうか。

    #5348 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    dengensekkeiGT様

    ご連絡が遅れまして、誠に申し訳ございません。

    ノイズ印加によるFRAMがFFhとなる、すなわちmass erase処理が施されているように見受けられます。
    この場合、ノイズによって、SBWによるmass eraseコマンドを認識されてしまう可能性はあると考えられます。
    ただし、Eratta等でそのような記載がないことから、確実にノイズによる要因であることを申し上げられない旨ご理解をいただければ幸いです。

    >FRAMのWRITEロックは使用しておりませんが、対策として有効でしょうか。

    上記のようにmass erase実行によるものであれば、WRITEロックは有効ではございません。
    いずれにしても、ノイズ印加することで生じるものであれば、マイコン端子へのノイズ流入をより強固にして頂く必要があるものと考えております。

    大変恐れ入りますが、MSP430のシステムレベルでのESD対策資料を参考にしていただき、貴社ボードレベルでのESD対策をご検討いただくようお願いいたします。

    以上、よろしくお願いいたします。
    Cruijff

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