ホーム › フォーラム › Texas Instruments › データコンバーター › ADCやDACのAGNDとDGNDの分離について このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 4 ヶ月前に QT さんが最後の更新を行いました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2018年1月31日 9:34 AM #558 返信 Z77従業員 ADCDAC ADCやDACのAGNDとDGNDの分離について ※本トピックはQAの参考として富士エレクトロニクスが投稿しています。 ADCとDACにFPGAを組み合わせた信号処理基板を設計しています。 ADCやDACは、14~16bitで、100Msps~200Msps程度のものを使用します。 FPGA側のGNDはデジタルGNDとして扱えば良いと思うのですが、 ADCやDACのAGNDとDGNDはFPGA側のGNDとどのように接続すればよいのでしょうか? 専門書にはADCやDACの真下でGNDを分離せよと書いてあるものもあれば、 データシートではAGNDとDGNDは接続せよと書いてあるものもありました。 本当のところ、どのように接続するのが正しいのでしょうか? 2018年7月25日 7:57 PM #2648 返信 QT従業員 Z77様 ご投稿いただきありがとうございます。 ご質問の件についてですが、 状況によってケースバイケースであるため、一概に”正しい接続”というのは存在しないと考えます。 理想的には、AGNDとDGNDが完全に分離するためにADC/DACの真下でGNDを分離する事が望ましいと考えます。 しかしながら実際基板上でのその様にレイアウトをしたとしても、 配線幅の縮小によりGNDのインピーダンスが上がってしまったり、 電流のリターンパスが適切でなくなってしまったり、 システムが外部機器と接続された際に意図しないGNDループが構成されてしまったり、 思わぬ所で理想的なGNDではなくなってしまう可能性が多々あるかと思います。 それを考慮すると、ベタパターンでGNDを接続する事でインピーダンスを下げ、 各ICの電源端子直近にパスコンを配置する事で電源/GNDの変動を抑える手法を取った方が無難かもしれません。 以上、明確な回答でなく恐縮ですが、ご参考いただければ幸いです。 QT 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)