ホーム › フォーラム › Texas Instruments › マイコン › MSP430 › MSP430のLPM3.5からのウェイクアップ時間について このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 6 ヶ月前に クライフ さんが最後の更新を行いました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2019年5月15日 4:53 PM #6275 返信 hhkkuu参加者 MSP430のLPM3.5からのウェイクアップ時間について デバイス型番:MSP430FR2311 MSP430FRシリーズにおいて、LPM3.5でのRTC間欠動作(約50ms)させ、 低消費電力化ができるデバイスを検討しております。 起動時にはSPIなどにてデバイスと通信します。 MSP430のユーザーズマニュアルにはLPM3.5からのウェイクアップ時間 が最大10us(350us?)と記載がございますが、 添え付けのサンプルコード(MSPWAREより)の処理を確認しますと 周辺ペリフェラルデバイスの再設定及びDCOの安定待ちなどの 処理が行われているように思います。 ■質問① ユーザーズマニュアルに記載されてある時間ですが (JAJSDR7D :Table 5-2. Wake-up Times From Low-Power Modes and Reset) (LPM4⇒Active:10us, LPM3.5⇒Active:350us) 添付サンプルプログラムでは、どちらの時間(10us or 350us)になるのでしょうか? RTCからウェイクアップさせると、外部割込みと比較して、 時間がかなりかかるということでしょうか? ■質問② また消費電流を計算できるシミュレータなどのツールは ありますでしょうか? ■添付ファイル msp430fr231x_lpm3_5_01.c Attachments:msp430fr231x_lpm3_5_01.c 2019年5月16日 10:01 AM #6277 返信 クライフ従業員 hhkkuu様 お問い合わせいただき、ありがとうございます。 以下に回答いたします。 ■回答① 添付いただいたサンプルプログラムはLPM3.5のもので350usになります。 LPM3.5(LPM4.5も含みます)はウェークアップ後、マイコン内でBORのリセット信号を発行します。 ご提示いただいたユーザーズマニュアルの注釈②でも記載がございますが、350usという時間は割り込み等によるウェークアップイベントからリセット処理後のmainの先頭命令が実行されるまでの時間のため、他のLPMよりも長くなっております。 LPMに関する詳細は下記MSP430FR2xxx User’s Guideの該当ページをご確認ください。 MSP430FR4xx and MSP430FR2xx family user’s guide (Rev. I) P.36 1.4 Operating Modes ■回答② シミュレータなどの計算ツールはございませんが、 開発環境(Code Composer Studio)にて、電力測定ツールとして”ENERGY TRACE”という機能がございます。 エミュレータ(MSP-FET,or 評価ボードLaunchPadのオンボードエミュレータ)を経由して、デバッグ中のマイコンの消費電力を測定できます。 よろしければ以下のページならびに資料をご参考にしてください。 MSP マイコン向け EnergyTrace™ テクノロジー 以上、よろしくお願いいたします。 Cruijff 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)