ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン MSP430 MSP430のLPM3.5からのウェイクアップ時間について

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 6 ヶ月前クライフ クライフ さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #6275 返信

    hhkkuu
    参加者

    MSP430のLPM3.5からのウェイクアップ時間について

    デバイス型番:MSP430FR2311

    MSP430FRシリーズにおいて、LPM3.5でのRTC間欠動作(約50ms)させ、
    低消費電力化ができるデバイスを検討しております。
    起動時にはSPIなどにてデバイスと通信します。

    MSP430のユーザーズマニュアルにはLPM3.5からのウェイクアップ時間
    が最大10us(350us?)と記載がございますが、
    添え付けのサンプルコード(MSPWAREより)の処理を確認しますと
    周辺ペリフェラルデバイスの再設定及びDCOの安定待ちなどの
    処理が行われているように思います。

    ■質問①
    ユーザーズマニュアルに記載されてある時間ですが
    (JAJSDR7D :Table 5-2. Wake-up Times From Low-Power Modes and Reset)
    (LPM4⇒Active:10us, LPM3.5⇒Active:350us)
    添付サンプルプログラムでは、どちらの時間(10us or 350us)になるのでしょうか?
    RTCからウェイクアップさせると、外部割込みと比較して、
    時間がかなりかかるということでしょうか?

    ■質問②
    また消費電流を計算できるシミュレータなどのツールは
    ありますでしょうか?

    ■添付ファイル
    msp430fr231x_lpm3_5_01.c

    #6277 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    hhkkuu様

    お問い合わせいただき、ありがとうございます。
    以下に回答いたします。

    ■回答①

    添付いただいたサンプルプログラムはLPM3.5のもので350usになります。
    LPM3.5(LPM4.5も含みます)はウェークアップ後、マイコン内でBORのリセット信号を発行します。

    ご提示いただいたユーザーズマニュアルの注釈②でも記載がございますが、350usという時間は割り込み等によるウェークアップイベントからリセット処理後のmainの先頭命令が実行されるまでの時間のため、他のLPMよりも長くなっております。

    LPMに関する詳細は下記MSP430FR2xxx User’s Guideの該当ページをご確認ください。

    ■回答②

    シミュレータなどの計算ツールはございませんが、
    開発環境(Code Composer Studio)にて、電力測定ツールとして”ENERGY TRACE”という機能がございます。
    エミュレータ(MSP-FET,or 評価ボードLaunchPadのオンボードエミュレータ)を経由して、デバッグ中のマイコンの消費電力を測定できます。

    よろしければ以下のページならびに資料をご参考にしてください。

    以上、よろしくお願いいたします。
    Cruijff

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