ホーム フォーラム Texas Instruments 電源IC 降圧チョッパIC:LM25117の間欠動作について

このトピックには4件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 2 ヶ月前 UMA さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #7459 返信

    UMA
    参加者

    降圧チョッパIC:LM25117の間欠動作について

    降圧チョッパIC:LM25117について質問があります。

    前回の質問でも軽く触れましたが、
    外部からFB端子に電圧入力し、出力電圧を調整する回路を検討しております。
    動作確認をしたところ、最小出力電圧に疑問が生まれました。

    入力電圧:24V
    周波数:100kHz
    最小on幅:100ns(min)

    上記の条件の場合、最小出力電圧は0.24Vかと考えておりましたが、
    実際は0Vまで、出力電圧が低下しました。

    波形を確認したところ、ある出力電圧以下は100kHz以下の動作(歯抜け)となっており、
    出力が0Vの時にはonのゲート信号が出力されていませんでした。

    結果としては予想より出力電圧を下げれて良かったのですが、
    このような動きは正常でしょうか?

    お手数ですが、ご回答のほど、よろしくお願いいたします。

    #7461 返信

    Polnaref
    従業員

    UMA様

    御投稿頂きましてありがとうございます。
    回路図、及び各波形を確認していない為、明確な回答をすることが難しいですが、軽負荷時に移行する「ダイオードエミュレーションモード」になっているものと思われます。
    LM25117には、軽負荷時の損失を低減するためにLow側FETのスイッチングを止め、ボディーダイオードのみでフライホイール電流を流すモードが御座います。
    Voutが0Vまで低下するのは、Vout(0.24V)がFETのボディーダイオードのVfよりも低く、ボディーダイオードがONにならない為と考えられます。
    また、LM25117だけでなく、周辺素子(FETやCout,L等)の特性が顕著に影響するため、個体によって挙動が変わってしまう可能性が御座います。

    Polnaref

    #7600 返信

    UMA
    参加者

    ご回答ありがとうございます。
    説明が不足しており、大変申し訳ありません。
    歯抜けとなっていたゲート信号はHigh側のFETです。
    これも[ダイオードエミュレーションモード]の影響でしょうか?

    お手数ですが、ご回答を宜しくお願いいたします。

    #7602 返信

    Polnaref
    従業員

    UMA様

    はい、ダイオードエミュレーションモードを含んだ軽負荷動作の一環とお考えください。
    通常、軽負荷時には効率が極端に低下致します。その際にはまずDutyを絞りますが、それでもVoutが低下しなければ
    スイッチング周波数を低減します。
    スイッチング周波数が下がることにより、自己消費電力が低下、軽負荷時の効率が向上致します。

    軽負荷時のVoutは、凡そCoutでのみ保持されるため、Coutの値を変更することで「歯抜け」の様子も変化すると思われます。

    Polnaref

    #8012 返信

    UMA
    参加者

    遅くなって申し訳ありません。
    ご回答ありがとうございます。
    動作について承知いたしました。詳細な説明ありがとうございました。

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