ホーム › フォーラム › Texas Instruments › 電源IC › 降圧チョッパIC:LM25117の間欠動作について このトピックには4件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 2 ヶ月前に UMA さんが最後の更新を行いました。 5件の投稿を表示中 - 1 - 5件目 (全5件中) 投稿者 投稿 2019年8月17日 11:34 AM #7459 返信 UMA参加者 降圧チョッパIC:LM25117の間欠動作について 降圧チョッパIC:LM25117について質問があります。 前回の質問でも軽く触れましたが、 外部からFB端子に電圧入力し、出力電圧を調整する回路を検討しております。 動作確認をしたところ、最小出力電圧に疑問が生まれました。 入力電圧:24V 周波数:100kHz 最小on幅:100ns(min) 上記の条件の場合、最小出力電圧は0.24Vかと考えておりましたが、 実際は0Vまで、出力電圧が低下しました。 波形を確認したところ、ある出力電圧以下は100kHz以下の動作(歯抜け)となっており、 出力が0Vの時にはonのゲート信号が出力されていませんでした。 結果としては予想より出力電圧を下げれて良かったのですが、 このような動きは正常でしょうか? お手数ですが、ご回答のほど、よろしくお願いいたします。 2019年8月19日 10:07 AM #7461 返信 Polnaref従業員 UMA様 御投稿頂きましてありがとうございます。 回路図、及び各波形を確認していない為、明確な回答をすることが難しいですが、軽負荷時に移行する「ダイオードエミュレーションモード」になっているものと思われます。 LM25117には、軽負荷時の損失を低減するためにLow側FETのスイッチングを止め、ボディーダイオードのみでフライホイール電流を流すモードが御座います。 Voutが0Vまで低下するのは、Vout(0.24V)がFETのボディーダイオードのVfよりも低く、ボディーダイオードがONにならない為と考えられます。 また、LM25117だけでなく、周辺素子(FETやCout,L等)の特性が顕著に影響するため、個体によって挙動が変わってしまう可能性が御座います。 Polnaref 2019年8月27日 3:28 PM #7600 返信 UMA参加者 ご回答ありがとうございます。 説明が不足しており、大変申し訳ありません。 歯抜けとなっていたゲート信号はHigh側のFETです。 これも[ダイオードエミュレーションモード]の影響でしょうか? お手数ですが、ご回答を宜しくお願いいたします。 2019年8月27日 4:31 PM #7602 返信 Polnaref従業員 UMA様 はい、ダイオードエミュレーションモードを含んだ軽負荷動作の一環とお考えください。 通常、軽負荷時には効率が極端に低下致します。その際にはまずDutyを絞りますが、それでもVoutが低下しなければ スイッチング周波数を低減します。 スイッチング周波数が下がることにより、自己消費電力が低下、軽負荷時の効率が向上致します。 軽負荷時のVoutは、凡そCoutでのみ保持されるため、Coutの値を変更することで「歯抜け」の様子も変化すると思われます。 Polnaref 2019年9月18日 12:36 PM #8012 返信 UMA参加者 遅くなって申し訳ありません。 ご回答ありがとうございます。 動作について承知いたしました。詳細な説明ありがとうございました。 投稿者 投稿 5件の投稿を表示中 - 1 - 5件目 (全5件中)