ホーム › フォーラム › Texas Instruments › 電源IC › 位相シフト・フルブリッジコントローラの利点 このトピックには3件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 3 ヶ月前に kk5533 さんが最後の更新を行いました。 4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中) 投稿者 投稿 2019年8月27日 3:26 PM #7599 返信 kk5533参加者 位相シフト・フルブリッジコントローラの利点 デバイス型番:UCC28950PW データシートに、位相シフト・フルブリッジコントローラと記載がございますが、 OUTAとOUTD、OUTBとOUTCの位相をシフトさせる利点って効率なのでしょうか? OUTAとOUTD、OUTBとOUTCがONするタイミングを同じにしてはいけないのでしょうか? 2019年8月27日 4:56 PM #7603 返信 Undertale従業員 kk5533様 お問い合わせ下さりありがとうございます。 ご記載ご理解いただいております通りシフト動作させる利点は効率(スイッチングによるロス)を抑える点が挙げられます。 ハードスイッチング方式の場合、対になるスイッチが同時にONし1次側トランスに電圧が印可され、 2次側へ電力が伝達されます。 一方で、位相シフトを利用した場合、対になるスイッチが互い違いにスイッチングしデューティ50%動作致します。 その結果、ZVS動作が実現されスイッチングロスを減らすことが可能となっております。 UCC28950が従来のハードスイッチングに対応しており同タイミング動作可能か否かについては 別途確認し折り返しご連絡させていただきます。 Undertale 2019年8月28日 11:36 AM #7618 返信 Undertale従業員 kk5533様 UCC28950が従来のハードスイッチングに対応しており同タイミング動作可能か否かについて確認させていただいたところ、 動作可能とのことでございます。 ただしDmaxでの連続動作となり、デューティサイクルが固定されますので、出力電圧の調整ができない動作状態となります。 また、前述させていただきました背景でハードスイッチング動作ですと、特に高入力電圧での損失が大幅に増加致します。 変換効率の低下及びスイッチの熱損失増加についてもご留意ください。 宜しくお願い致します。 Undertale 2019年8月28日 1:08 PM #7623 返信 kk5533参加者 Undertale様 丁寧なご回答、ありがとうございました。 kk5533 投稿者 投稿 4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中)