ホーム › フォーラム › Texas Instruments › マイコン › C2000 › XRSピンについて このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 2 ヶ月前に Yojiro さんが最後の更新を行いました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2019年9月11日 11:25 PM #7738 返信 miyo参加者 XRSピンについて デバイス型番:TMS320F28377D-EP いつもお世話になっております。 TMS320F28377D-EPを使用した回路の試作を行っておりますが、 電源投入時にXRSピンを計測するとHiに立ち上がったのちに、数回短い期間Loに落ち(約50μS間Loになっています。)、 その後DSPが起動するような挙動をしています。 電源投入時にXRSピンがLoに落ちる原因として考えれるものは何でしょうか。 また、対策があればご教示をお願い致します。 以上、よろしくお願い致します。 2019年9月13日 12:28 PM #7748 返信 Yojiro従業員 miyoさん XRSピンがLowに落ちる原因としては、以下の2点になります。 ・ Power On Reset時 ・ CPU1のWatch dogタイマのタイムアウト時 CPU1のWatchdogによるリセットが発生すると、XRS信号は512cycle(OSCCLK)の間、Lowを出力します。 OSCCLKはリセット解除直後は、OSCINT2=10MHzが使用されています。今回Low出力される時間は50usecとのことですので、10MHz * 512 cycle = 51.2usecとなりますので、現象として当てはまるのではないかと思います。 数回XRSがLowとなることにつきましては、CPU1がCPU2の動作まちを行っている間にCPU1のWatchdogが発生しているものと推察いたします。CPU1のWatchdogタイムアウトでは、CPU2はリセットされませんので、CPU1がリブートしている間も、CPU2が動作しています。そのため、複数回CPU1がリセットするあいだに、CPU2の動作が完了し、待ち状態が解除されるものと考えます。 電源ON後、Boot codeでも、CPU1がCPU2の起動を待つシーケンスがございますが、このときはWatchdogタイマはDisableにしております。ユーザーコードでWatchdogタイマが有効の状態で、CPU1がCPU2の動作待ちになる状況がないかご確認頂けないでしょうか。 ご確認のほど、よろしくお願いいたします。 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)