ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン C2000 XRSピンについて

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年前Yojiro Yojiro さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #7738 返信

    miyo
    参加者

    XRSピンについて

    デバイス型番:TMS320F28377D-EP

    いつもお世話になっております。

    TMS320F28377D-EPを使用した回路の試作を行っておりますが、
    電源投入時にXRSピンを計測するとHiに立ち上がったのちに、数回短い期間Loに落ち(約50μS間Loになっています。)、
    その後DSPが起動するような挙動をしています。
    電源投入時にXRSピンがLoに落ちる原因として考えれるものは何でしょうか。
    また、対策があればご教示をお願い致します。

    以上、よろしくお願い致します。

    #7748 返信
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    miyoさん

    XRSピンがLowに落ちる原因としては、以下の2点になります。
    ・ Power On Reset時
    ・ CPU1のWatch dogタイマのタイムアウト時

     

    CPU1のWatchdogによるリセットが発生すると、XRS信号は512cycle(OSCCLK)の間、Lowを出力します。

    OSCCLKはリセット解除直後は、OSCINT2=10MHzが使用されています。今回Low出力される時間は50usecとのことですので、10MHz * 512 cycle = 51.2usecとなりますので、現象として当てはまるのではないかと思います。

    数回XRSがLowとなることにつきましては、CPU1がCPU2の動作まちを行っている間にCPU1のWatchdogが発生しているものと推察いたします。CPU1のWatchdogタイムアウトでは、CPU2はリセットされませんので、CPU1がリブートしている間も、CPU2が動作しています。そのため、複数回CPU1がリセットするあいだに、CPU2の動作が完了し、待ち状態が解除されるものと考えます。

    電源ON後、Boot codeでも、CPU1がCPU2の起動を待つシーケンスがございますが、このときはWatchdogタイマはDisableにしております。ユーザーコードでWatchdogタイマが有効の状態で、CPU1がCPU2の動作待ちになる状況がないかご確認頂けないでしょうか。

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

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