ホーム フォーラム Texas Instruments 電源IC UCC28950 のスイッチング周波数のバラツキについて

このトピックには4件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。4 年、 11 ヶ月前KJ KJ さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #8449 返信

    yamanba
    参加者

    UCC28950 のスイッチング周波数のバラツキについて

    デバイス型番:UCC28950

    技術的な問い合わせは、メールではなく、webフォームの方が対応しやすいと社内の者から聞きまして
    こちらでも、メールだけでなく、このフォームで問い合わせさせて頂きます。

    【UCC28950(TI)同期整流制御内蔵、グリーン・モード、位相シフト・フルブリッジ・コントローラ】

    【状況】
    スイッチング周波数の計算式は、以下のVref(±1.5%)の電圧とRT抵抗で決まります。
     機能ブロック図を見ると、オシレータの周波数バラツキが100kHz±8%となっております。

    【質問】
    ①、温度変動を除いて、スイッチング周波数のバラツキは、少なくても、VrefとRTとオシレータの周波数を加味する必要はありますか?
    ②、決まるとすると、どのような計算式になりますかか? 
    ③、決まらなかったら、どのような計算式になりますか?
    ④、スイッチング周波数のバラツキについて、温度変動はどの程度加味する必要がありますか?
      RTのバラツキが無いものの仮定し、教えてもらえませんか?

    #8451 返信
    KJ
    KJ
    従業員

    yamanba様

    ご投稿ありがとうございます。
    以下ご確認お願いします。

    ①、温度変動を除いて、スイッチング周波数のバラツキは、少なくても、VrefとRTとオシレータの周波数を加味する必要はありますか?
    ②、決まるとすると、どのような計算式になりますかか?
    ③、決まらなかったら、どのような計算式になりますか?

    →スイッチング周波数は以下の計算式で求められます。Vref,RT誤差も考慮して計算して頂ければと考えます。

    参考までに、例えばFsw=100kHzを設定しようとした場合、RT=59kΩに設定します。
    Vref=5V時の計算上、101.62kHzとなります。
    上記にVref,RTの誤差を加味することになります。

    ④、スイッチング周波数のバラツキについて、温度変動はどの程度加味する必要がありますか?
    RTのバラツキが無いものの仮定し、教えてもらえませんか?

    →温度特性に関しては、

    上記のように100kHz設定時ばらつきが規定されています。
    また、特性グラフとして以下もデータシートに記載ございます。

    以上、宜しくお願い致します。
    KJ

    #8455 返信

    yamanba
    参加者

    早々の回答ありがとうございます。
    申し訳ございませんが、もう少し、教えていただけますでしょうか。

    発振周波数を決めるパラメータとして、Vrefが±1.5%となっております。
    一方、100kHz設定時は、Fswは、100kHz(±8%)となっております。

    ①、Vref(±1.5%)とFsw(100kHz±8%)の差は、どこから出てくるのでしょうか。
      発振周波数を決めるパラメータとして、Fsw±8%は、考慮しなくてもよいのでしょうか。
    ②、上記計算式で決まる発振周波数は、Vrefと抵抗値の外的要因で決める事が出来るパラメータとなります。
      しかし、内部的要因(IC内部の問題(オシレータなどのバラツキ)を考慮すると、発振周波数は、
      上記式では、成り立たなという事になりますか。(経験的な近似値と記載あり。)
    ③、オシレータの周波数バラツキ(±8%)は、発振周波数を決めるパラメータとして考慮されないのでしょうか。
      現在弊社では、50.9kΩ(117.04kHz)か、51.560kΩ(115.61kHz)で設定しようとしていますが、オシレータの周波数の
      バラツキが±8%あり、発振周波数にこの±8%が影響するのであれば、この微調整にはあまり意味がないことになります。
       (TIさんを責めているわけではなく、状況をお伝えするのに、例題があった方がいいと考え、お伝えしました。)

     発振周波数を決めるパラメータとして、主だったものは、
     Vref(±1.5%)とfsw(±8%)と温度変動があるように感じていますので、ご検討いただけると助かります。
      

    #8456 返信
    KJ
    KJ
    従業員

    yamanba様

    以下回答致します。
    データシートの電気的特性については、TEST CONDITIONに記載なければ
    表の上部に記載されている条件での規定ですので、Tj=-40℃~125℃の全温度範囲です。

    常温時のばらつきについて、考慮する必要あるばらつきレベルなのかメーカへ
    確認致しますので少々お待ちください。

    以上、宜しくお願い致します。
    KJ

    #8502 返信
    KJ
    KJ
    従業員

    yamanba様

    メーカ確認しましたところ、25℃時のばらつきは93.5KHz to 106KHzとの回答を得ました。
    これは全温度規定値から温度変化量を差し引いての値であると思われます。
    仕様規定値に関係するので規定マージン分は加味されていると考えますが、
    上記数値を考慮してRT値を決めて頂けますようお願い致します。

    以上、宜しくお願い致します。
    KJ

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