ホーム › フォーラム › Texas Instruments › 電源IC › UCC29950の設計について このトピックには2件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 3 ヶ月前に SUNCON さんが最後の更新を行いました。 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中) 投稿者 投稿 2019年10月9日 10:23 PM #8510 返信 SUNCON参加者 UCC29950の設計について デバイス型番:UCC29950 いつもお世話になっております。 早速ですが UCC29950を使用して、設計・試作を行うと考えており 現在、データシートを確認しながら、回路検討を行っています。 GD1,GD2に関して データシートにはトランスもしくはゲートドライバを使用して、 FETにつなげておりますが、それがないとFETは動作しないのでしょうか? AC1,AC2には9.3MΩを、PFC段の電圧調整用の抵抗には30MΩと73.33kΩを 使用しなければならないと書いていますが 抵抗が少ないとどういう影響があるでしょうか? PFC段の方は待機電力が大きくなると考えていますが それ以外の影響はあるでしょうか? AC1,AC2には2MΩか3MΩ、PFC段の電圧調整用にはR_TOP=1MΩか2MΩを使用しようと考えています。 ご確認をお願いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。 このトピックは5 年、 3 ヶ月前に SUNCON さんが編集しました。理由: 電源ICの品番を間違えていたからです。 2019年10月11日 6:27 PM #8548 返信 ottey従業員 SUNCON様 ご投稿頂き、ありがとうございます。 頂いたお問い合わせに対する回答ですが、以下の内容となります。 1.GD1,GD2に関して データシートにはトランスもしくはゲートドライバを使用して、 FETにつなげておりますが、それがないとFETは動作しないのでしょうか? 【回答】 GD2はHigh-side_FETをドライブするため、耐圧的にゲートドライバが必須です。 GD1は、動作しないことは御座いませんが、内部に2桁Ωの抵抗成分が有り、 Qgが大きい大電力用のFETを使用する場合には、ゲートに流入する電流が増え、 抵抗によりゲート電圧が低下する為、FETのON抵抗が増大する恐れが御座います。 FETのON抵抗は電源回路の効率と発熱に大きく影響します。 FETの高速ON/OFFと回路の低損失化にはゲートドライバを御使用頂くのが効果的です。 ②AC1,AC2には9.3MΩを、PFC段の電圧調整用の抵抗には30MΩと73.33kΩを 使用しなければならないと書いていますが 抵抗が少ないとどういう影響があるでしょうか? 【回答】 ACx端子には60kΩの抵抗が内蔵されており、ACラインの周期的な電圧変化を内蔵抵抗により電流に変換し、 その電流値を読み取ります。 電流値のレンジは7uA~40uA程度です。 ACxに流入する電流が増えますとこの範囲から外れますので、正確なAC電圧検出が出来なくなる可能性が御座います。 そのため、AC1、AC2に接続する抵抗はデータシートの記載通りの9.3MΩのものをご使用頂ければと存じます。 また、PFC段の電圧調整用の抵抗(RTOP、RBOT)ですが、RTOPとRBOTの抵抗比率(30MΩ/ 73.33kΩ= 409.28)を大きく外れない限り、 抵抗値を小さくしていただくことは可能ですが、おっしゃる通り待機電力は大きくなります。 以上、よろしくお願い致します。 2019年10月11日 10:45 PM #8549 返信 SUNCON参加者 ご回答いただき、ありがとうございます。 ご回答内容で承知いたしました。 まだ色々と回路検討中ですので これからも質問させていただくことがあると思いますが よろしくお願いいたします。 一旦、解決済といたします。 ご対応いただき、ありがとうございました。 以上、よろしくお願いいたします。 投稿者 投稿 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中)