ホーム › フォーラム › Texas Instruments › データコンバーター › ADS1256の基準電源について このトピックには3件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 1 ヶ月前に akinobu さんが最後の更新を行いました。 4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中) 投稿者 投稿 2019年10月15日 2:49 PM #8559 返信 akinobu参加者 ADS1256の基準電源について デバイス型番:ADS1256 ADS1256の英文のデーターシートを見ると添付資料(投稿用)の用な回路を設けたほうがいいと記載されています。 ADS1256の英文のデーターシートを見てもいまいちわからないのですが なぜ、基準電源にバッファを付けるのでしょうか? 物によってはオペアンプの負荷側にコンデンサを付けると発振してしまうと思うのですが・・・ また、現在、ADS1256の評価基板の回路図(ADS1256評価基板回路図参照)を参考して、回路図を作成しているのですが、 ちゃんとしたリファレンス電源(REF5025)とADS1256の3pin間にバッファ回路(U2)があります。 リファレンス電源(REF5025)とADS1256の3pinに直接、接続するのは何か問題が出てくるのでしょうか? Attachments:ac707102692114e1e54e19053da7306a.png72ea44fd0890d02aa140ebb462ab2b83.png 2019年10月15日 4:30 PM #8572 返信 KJ従業員 Akinobu様 以下回答致します。 リファレンス電源(REF5045)は、低ノイズ・低ドリフトな高精度アンプです。 負荷が軽く、動きも遅い場合に極めて正確かつ安定した電圧を供給します。 しかしながら、SAR ADCのVrefピンは瞬間的に過渡電流の変動があります。 高分解能であればその影響を受け誤差が大きくなりますので、一般的に高速アンプを バッファとして使用することにより負荷変動の影響を受けないようにしております。 上記説明の通りADS1256ご検討の際にはバッファ回路を使用しての構成を推奨致します。 こちらも参照ください。 http://www.tij.co.jp/jp/lit/ml/jajc236/jajc236.pdf 以上、宜しくお願い致します。 KJ 2019年10月15日 5:28 PM #8574 返信 KJ従業員 Akinobu様 申し訳ございません。 以下訂正致しますので、ご確認ください。 ADS1256 はSARではなく、ΔΣ型のADCですので、SAR型ほどREF電圧変動の頻度はございません。 バッファ回路を挿入する意味としてはSAR型同様です。 また、REF5025はバッファ内蔵のREFでしたので、外付けバッファなしの回路でも問題なく動作は 可能と考えます。データシート記載は出力バッファなしのREFを想定されています。 評価基板でバッファ回路を適用しているのは、REF5025の出力インピーダンスを 更に補うために構成していると思われます。 以上、宜しくお願い致します。 KJ 2019年10月15日 7:51 PM #8579 返信 akinobu参加者 ご回答ありがとうございます。 大変、参考になりました! 投稿者 投稿 4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中)