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RST端子のオーバーシュート
デバイス型番:MSP430F5242IRGZ添付①、②は同一トポロジでCPUに入力していますが、①ではオーバーシュートが見られます。
解決のためダンピング抵抗を検討していますが、それ以外に策が無いか確認させてください。・RSTDVCC/SBTDIO端子はCPUリセットとして使用しますが、
[Pullup or pulldown resistor]にて何かしらレベル設定が必要でしょうか。P1.4/TA1.0は内部レジスタにてHに吊っています。
RST端子は内部pullup,pulldown設定はしていません。
①、②の配線トポロジは同等で、同じHCシリーズのドライバICですので
差分要因としては内部pullup,pulldownくらいしか思いつきません。
その他ありましたら、ご教示お願いします。Attachments:
takaharu様
以下に回答差し上げます。
> [Pullup or pulldown resistor]にて何かしらレベル設定が必要でしょうか。
データシート4.2.1 “RST/NMI and RSTDVCC/SBWTDIO Pins”にて、次の記載がございます。
“RSTDVCC/SBWTDIO also includes the SBWTDIO function and has a nonconfigurable pullup when
used as reset.”
RSTDVCCの内部プルアップはユーザーの設定不要、かつ常に有効となっております。また、MSP430F5xxx User’s Guide “1.6 Connection of Unused Pins”より、次の記載がございます。
”47-kΩ pullup or internal pullup selected with 10-nF (2.2 nF) pulldown”
プルアップ抵抗の他、プルダウンキャパシタが必要でございます。外部プルアップ抵抗に加え、キャパシタンスの追加もご検討いただければと存じます。
以上、ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
クライフご回答ありがとうございます。
>47-k? pullup or internal pullup selected with 10-nF (2.2 nF) pulldown
→上記回路の役割(意図)を教えてください。takaharu様
大きな役割としてノイズ対策になります。
特にRST端子は書き込み機能との共用ピンになり、外付けにRCを取り付けることでノイズへの耐性を向上させています。MSP430F5242の評価ボード(MSP-TS430RGC64C)でもRSTDVCC端子ではRCを取り付ける回路構成となっております。
下記 Hardware Tool Guideがございますので、こちらもご検討時の参考にしていただければ幸いです。MSP430 Hardware Tools User’s Guide (Rev. AE)
P.113 Figure B-54. MSP-TS430RGC64C Target Socket Module, Schematicクライフ
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