ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン MSP430 RST端子のオーバーシュート

このトピックには3件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年前クライフ クライフ さんが最後の更新を行いました。

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  • #8791 返信

    takaharu
    参加者

    RST端子のオーバーシュート

    デバイス型番:MSP430F5242IRGZ

    添付①、②は同一トポロジでCPUに入力していますが、①ではオーバーシュートが見られます。
    解決のためダンピング抵抗を検討していますが、それ以外に策が無いか確認させてください。

    ・RSTDVCC/SBTDIO端子はCPUリセットとして使用しますが、
     [Pullup or pulldown resistor]にて何かしらレベル設定が必要でしょうか。

     P1.4/TA1.0は内部レジスタにてHに吊っています。
     RST端子は内部pullup,pulldown設定はしていません。
     ①、②の配線トポロジは同等で、同じHCシリーズのドライバICですので
     差分要因としては内部pullup,pulldownくらいしか思いつきません。
     その他ありましたら、ご教示お願いします。

    #8794 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    takaharu様

    以下に回答差し上げます。

    >  [Pullup or pulldown resistor]にて何かしらレベル設定が必要でしょうか。

    データシート4.2.1 “RST/NMI and RSTDVCC/SBWTDIO Pins”にて、次の記載がございます。
    “RSTDVCC/SBWTDIO also includes the SBWTDIO function and has a nonconfigurable pullup when
    used as reset.”
    RSTDVCCの内部プルアップはユーザーの設定不要、かつ常に有効となっております。

    また、MSP430F5xxx User’s Guide “1.6 Connection of Unused Pins”より、次の記載がございます。
    ”47-kΩ pullup or internal pullup selected with 10-nF (2.2 nF) pulldown”
    プルアップ抵抗の他、プルダウンキャパシタが必要でございます。

    外部プルアップ抵抗に加え、キャパシタンスの追加もご検討いただければと存じます。

    以上、ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
    クライフ

    #8863 返信

    takaharu
    参加者

    ご回答ありがとうございます。
    >47-k? pullup or internal pullup selected with 10-nF (2.2 nF) pulldown
    →上記回路の役割(意図)を教えてください。

    #8864 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    takaharu様

    大きな役割としてノイズ対策になります。
    特にRST端子は書き込み機能との共用ピンになり、外付けにRCを取り付けることでノイズへの耐性を向上させています。

    MSP430F5242の評価ボード(MSP-TS430RGC64C)でもRSTDVCC端子ではRCを取り付ける回路構成となっております。
    下記 Hardware Tool Guideがございますので、こちらもご検討時の参考にしていただければ幸いです。

    MSP430 Hardware Tools User’s Guide (Rev. AE)
    P.113 Figure B-54. MSP-TS430RGC64C Target Socket Module, Schematic

    クライフ

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