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TPS26600PWPの過電流検出について
デバイス型番:TPS26600PWP過電流検出電流の設定値を小さくすると、
過電流検出から出力ラッチ停止までの時間が長くなってしまいます。・検出値0.6A(出力電圧24V)の場合
ラッチ停止まで約50ms以下・検出値0.2A(出力電圧24V)の場合
ラッチ停止まで約6s出力停止までの時間を調整(短く)する方法はありますか?
また、データシートとして、どの部分を参照すればよいでしょうか?Attachments:
KWN001様
御問合せ頂きましてありがとう御座います。
【ご質問】
出力停止までの時間を調整(短く)する方法はありますか?
【回答】
当デバイスには過電流トリップ時間を任意に調整できる機能は御座いません。
御期待に添えられず申し訳御座いません。Polnaref
ご回答ありがとう御座います。
追記で質問なのですが
検出電流の設定が小さい場合で
過電流トリップ時間が長くなる理由を教えて頂けないでしょうか。KWN001様
メーカーへ確認致しますので、回答まで少々お待ちください。
また、御評価における条件を御教示頂きたく存じます。
・負荷は電子負荷でしょうか?
・各閾値における実電流値は如何程でしょうか?以上、宜しくお願い申し上げます。
Polnaref以下、評価時における条件になります。
・負荷は電子負荷でしょうか?
電子負荷を使用しています。・各閾値における実電流値は如何程でしょうか?
検出値0.6A:実電流値0.62A
検出値0.2A:実電流値0.22A以上、よろしくお願い致します。
KWN001様
御回答ありがとう御座います。
・御使用の電子負荷はCCモードでしょうか?その場合、CRモードで様相が変わるか、御確認頂きたく存じます。
・電流が閾値を超えてからFETがOFFとなるまでの期間、FLTピン及びIMONピンはどのようになっておりますでしょうか?
以上、宜しくお願い申し上げます。
Polnaref・御使用の電子負荷はCCモードでしょうか?その場合、CRモードで様相が変わるか、御確認頂きたく存じます。
評価ではCCモードを使用しており、CRモードの場合、出力ラッチ停止するまでの時間が長くなった(10s以上)。・電流が閾値を超えてからFETがOFFとなるまでの期間、FLTピン及びIMONピンはどのようになっておりますでしょうか?
検出電流0.2A時の測定波形を添付致します(CCモード_0.22A)。以上、よろしくお願い致します。
Attachments:
KWN001様
メーカーより回答が得られましたのでご報告申し上げます。
電流制限モードでは、デバイスはRilimで設定された一定の電流値を維持します。 電流制限モードでのデバイス全体の消費電力は(VIN-VOUT)* I_limitです。 この電力消費により、デバイスのジャンクション温度が上昇し、サーマルシャットダウン温度に達するとデバイスがラッチオフします。 ご覧のように、OCしきい値(I_limit)が高いほど、デバイスがサーマルシャットダウンに達するまでの時間が短くなります。
ご参考になれば幸いでございます。
以上、宜しくお願い申し上げます。
Polnarefご回答ありがとうございます。
回答して頂いた内容にて不明点が解決いたしました。以上、ありがとうございました。
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