ホーム › フォーラム › Texas Instruments › オーディオ › 閾値電流の確認方法 このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。4 年、 9 ヶ月前に Kato さんが最後の更新を行いました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2020年2月4日 6:26 PM #9598 返信 NT参加者 閾値電流の確認方法 デバイス型番:TPA2011 TPA2011では、SCP機能の閾値電流が2Aであるかと思います。 実際の測定において、閾値電流の確認を行いたいのです。 測定系統をご教授いただけますでしょうか。 TPA2011の電源ICとして、TPS82140(耐電流2A)を使用予定です。 閾値電流近辺でオーディオアンプおよび電源ICがどのようにふるまうのか確認したく、質問させていただいております。 上記条件の場合に、どのように各ICがふるまうのかについても、ご教授いただけたら、幸いでございます。 2020年2月5日 9:03 AM #9599 返信 Kato従業員 NT 様 出力段にLC Filterを適応されているという前提でご説明させて頂きます。 SCPのTriggerとなる出力電流のThresholdを確認したいということですので、 Inductor電流が測定出来るように電流プローブが挟めるような太い線材で、 配線を引き出して下さい。 OscilloscopeでInductor電流をMonitorすることで出力電流のThresholdを 確認することが出来ます。 負荷にはDummy Loadを接続し、通常動作時においてInductor電流が 測定出来ることを確認した上で、短絡試験(Speaker端子を天絡、地絡)を実施し、 VDD、Vo+ or Vo-、及びLC Filter後のSpeaker端子も合わせてMonitorして下さい。 Inductorの直流重畳許容電流に余裕がない場合にInductorの飽和に伴い、 急峻に大電流が流れることで、SCPが間に合わず、DeivceがDamageを 受ける場合がありますので、ご注意下さい。 TPA2011D1はData Sheetに記載がございます通り、短絡を検出しますと、 100ms毎に短絡がクリアされたかどうかをDevice自身で確認を繰り返します。 TPS82140のCurrent LimitのMinimum値が3Aですので、TPA2011D1の短絡電流が 3Aを超えない限り、正常に動作るうと思われますが、上記の通り、 TPA2011D1でご使用になるInductorにもよるところもございます。 いずれにしましてもご使用条件に依存致しますので、実際にご評価頂き、 ご確認下さいますよう、宜しくお願い致します。 Kato 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)