ホーム フォーラム Texas Instruments 電源IC UCC28180 FREQ端子ののコンデンサについて

このトピックには2件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。4 年、 7 ヶ月前 UMA さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #9624 返信

    UMA
    参加者

    UCC28180 FREQ端子ののコンデンサについて

    デバイス型番:UCC28180

    PFC用IC UCC28180について質問があります。

    アプリケーションノートを確認すると、FREQ端子に[C9]が接続されており、
    [Do Not Populate]及び[Placeholder for FREQ filter, if needed]と記載されております。
    ノイズフィルター用のコンデンサと認識しており、1000pF程度で良いかと考えておりますが、
    ウェベンチやリファレンス・デザインも未実装となっているため、同様に未実装としたほうが良いのか悩んでおります。

    未実装、もしくはコンデンサをつけておいた方が良いのか、アドバイスを頂けませんでしょうか?

    また、下記についても教えて頂けますと幸いです。
    ・実装したほうが良いとした場合、どの程度の容量を接続すれば良いでしょうか?
    ・容量が適正ではない場合、どのような動作が現れると考えられますか?

    Attachments:
    #9626 返信

    Polnaref
    従業員

    UMA様

    御問合せ頂きましてありがとう御座います。

    >> 未実装、もしくはコンデンサをつけておいた方が良いのか、アドバイスを頂けませんでしょうか?
    設計上の判断になりますので0_or_1で回答することが難しいですが、私の個人的な意見としては、
    「とりあえず実装できるようにしておく」が良いと思います。

    >> 実装したほうが良いとした場合、どの程度の容量を接続すれば良いでしょうか?
    動作に影響を及ぼす周波数に依存するため、一概にお答えいたしかねます。
    セミラックコンデンサはサイズと容量により、インピーダンスが最小となる周波数が異なります。
    実機動作において、fswがノイズの影響によりバタつく場合に、症状の度合いを見ながら
    容量を調整するしかないと考えます。

    >> 容量が適正ではない場合、どのような動作が現れると考えられますか?
    コンデンサは一般的に周波数が高くなるとインピーダンスが低下していきますが、ESLがあるため、
    ある周波数を境にインピーダンスは増加していきます。
    インピーダンスの増加はノイズに対しGain(増幅度)として作用するため、ノイズの強度がfswの
    安定性に影響を及ぼすことが考えられます。

    ご参考になれば幸で御座います。

    Polnaref

    #9627 返信

    UMA
    参加者

    早速のご回答ありがとうございました。
    アドバイス頂いた事にも配慮しながら、
    動作に注意し、選定を致します。

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