ホーム › フォーラム › Texas Instruments › 電源IC › TPS40200軽負荷時の動作について このトピックには5件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。4 年、 9 ヶ月前に Polnaref さんが最後の更新を行いました。 7件の投稿を表示中 - 1 - 7件目 (全7件中) 投稿者 投稿 2020年2月17日 2:16 PM #9729 返信 maida参加者 TPS40200軽負荷時の動作について デバイス型番:TPS40200 軽負荷時のTPS40200の動作について教えてください。 TPS40200は軽負荷時(例Iout 0Aのとき)の動作は、 パルススキップ動作しますでしょうか? 軽負荷時(例Iout 0Aのとき)のGDRVピンを波形取得 し確認したところ、パルススキップ動作しているように見えましたが 確認させてください。 2020年2月17日 4:09 PM #9731 返信 Polnaref従業員 maida様 お問い合わせ頂きましてありがとうございます。 TPS40200は軽負荷(無負荷)時におきまして、能動的に周波数を低減し、高効率を図る機能は有しておりません。 但し、 1:軽負荷(無負荷)時にtMIN(Minimum controllable pulse width)が定格を下回った場合 2:内部オシレータとの比較用電圧が三角波のBottom以下になった場合 のいづれかであれば、結果的にPulse Skipに相当する動作になることが予想されます。 ご参考になれば幸で御座います。 Polnaref 2020年2月17日 4:36 PM #9734 返信 maida参加者 ご回答ありがとうございました。 軽負荷の場合でGDRVピンを波形取得し確認したところ、 パルススキップ動作しているように見えておりましたが理由がわかりました。 教えて頂いた軽負荷時の動作により、出力電圧が上昇することはないと認識して おりますが、合ってますでしょうか? 2020年2月17日 4:43 PM #9735 返信 Polnaref従業員 maida様 動作により出力電圧が規定値より大幅に上昇することは御座いませんが、負荷電流が最大負荷から無負荷へ急激に変化した場合には、TPS40200は非同期整流のDC/DCで、Coutに溜まった電荷の放出経路が無いため、出力電圧は規定値より大きくなると思われます。 Polnaref 2020年2月17日 4:47 PM #9740 返信 maida参加者 ご回答ありがとうございます。 2020年2月25日 10:20 PM #9940 返信 maida参加者 無負荷時は、下記の2個のいづれかであれば、結果的にPulse Skipに相当する動作になることが予想されると 教えて頂きましたが、FB制御ループの安定性は確保されるのでしょうか? 1:軽負荷(無負荷)時にtMIN(Minimum controllable pulse width)が定格を下回った場合 2:内部オシレータとの比較用電圧が三角波のBottom以下になった場合 2020年2月26日 10:43 AM #9946 返信 Polnaref従業員 maida様 一般的なDC/DCにおきましてパルススキップのような「軽負荷時効率改善機能」を有するICにて、例えば定格3A出力の電源回路で、1mAの出力電流条件時にてボード線図をプロット致しますと、出力電圧が完全に静定(安定)していてもクロスオーバー周波数が高め、且つ位相余裕低めとの測定結果となってしまいます。 軽負荷(無負荷)時の安定性(位相余裕度)は、ICの制御特性よりも出力コンデンサの容量に依存致します。 >> FB制御ループの安定性は確保されるのでしょうか? 上記の理由の通り、多くの電源ICでは軽負荷における「安定性の確保」はされておりません。 出力電流が過渡的に変化することが予想される場合にはCoutを大きく、Lを小さく、fswを高めに設定することをお勧め致します。 Polnaref 投稿者 投稿 7件の投稿を表示中 - 1 - 7件目 (全7件中)