記事一覧

  • SDIって何?75Ω? どうやって設計すればいいの??

    はじめに 本項では、SDIインターフェース初心者の方向けにSDIの規格概要から基板設計時の注意点までを説明します。文末にTexas Instruments社のお勧め製品を記載しましたので、ご設計の際にお役に立てればと思います。 SDIとは?? 「映像信号を伝送できるインターフェース」と聞かれた……

  • DLPプロジェクター

    初心者でもわかるDLPの原理と応用例の紹介

    はじめに 世界初のDLPプロジェクタが発表されてから20年あまりが経ちました。今ではプロジェクタに限らず、デジタルシネマや3Dプリンタ、分光器の分野などでみなさんもDLPという言葉をよく耳にするようになってきたのではないでしょうか。 今回はこのDLPの仕組みと応用例について紹介していきたいと……

  • トランス

    絶縁DC/DC電源の設計って、こんなに簡単なんです

    はじめに 電気機器において当然のように使用されている絶縁電源ですが、それを設計するには、卓越したノウハウが必要です。そのため、絶縁電源に関しては、電源専業メーカーが販売している安全規格に準拠した絶縁電源モジュールを使用している方も多いと思います。しかし、これが結構高価で製品のコストを押し上げている……

  • ToF評価ボード

    人数カウントも可能なToFセンサーの原理とリファレンス・デザインの紹介

    // はじめに ToF(Time of Flight)というものをご存知でしょうか。 ToF技術は、物体との距離を測定する技術の1つで、有名な家庭用ゲーム機のコントローラに使用されて一時期大変有名になりました。 本記事ではToFの距離測定する仕組みと、特定のエリ……

  • NIR NANO EVM

    【IoT】Bluetooth対応DLP NIR分光器で成分分析やってみた

    はじめに こんにちは。最近、おもしろい評価ボードを入手しましたので今日はこれを紹介したいと思います! DLP NIR Scan Nano (DLPNIRNANOEVM) 近い将来、奥さま方がスーパーに食品検査装置を持ち込んで安心・安全な食品を買うとか、カロリーや脂質を調べる、水……

  • オペアンプの入力バイアス電流、ちゃんとキャンセルできていますか?

    はじめに オペアンプの電気的特性の一つに入力バイアス電流という項目がありますが、このバイアス電流によって、大なり小なり出力にオフセットが発生し、それがそのまま誤差となります。特にDC精度が求められる回路(電圧、温度モニター等)ではそのオフセットが見逃せないため、入力バイアス電流をキャンセルする手法……

  • その計算方法で大丈夫?リニアレギュレータの熱計算の方法

    はじめに 近年、高温・多湿という電子部品にとって劣悪な使用環境に置かれるケースや、放熱をすることが難しい薄型筐体や狭小基板への実装されるケースが一般的となっており、ますます半導体が搭載される環境は悪化する傾向にあります。 ICチップの発熱についてきちんと理解することは、製品の安全性を確保する……

  • IO-Link評価モジュール

    IO-Link検討中の方に最適なIO-Link評価モジュールの紹介

    広がりを見せるIO-Link 近年ではIndustry 4.0の流れから、スマート工場の実現化において様々な産業用通信に世の中の関心が集まっています。IO-Linkも産業用通信の一つで、工場で数多く稼働しているセンサーの通信方式を大きく変える技術です。IO-Linkについては、以前紹介をしたこちら……

  • OSD335x-SM

    基板面積と設計工数を大幅削減!Arm® Cortex®-A8内蔵OSD335x の紹介

    こんな悩みを抱えていませんか? 「製品のスペック的にArm Cortex-Aクラスのプロセッサが必要だけど、ハードウェア設計の難易度が高そう・・・」とか、「基板面積を可能な限り小さくしたい・・・」といった悩みを抱えている方はいませんか? 通常、 Arm Cortex-Aクラスのプロセッサには……

  • AI(人工知能)とTIのAIへの取り組み

    身近になりつつある人工知能(AI) 昨今、AIを活用したサービスや製品で画像認識、音声認識、言語翻訳、自動運転など様々な分野、業界で活用され、注目されています。実はAI自体は昔から取り組まれていた内容ということをご存知でしょうか? この記事では、そもそもAIってどういうものなのか?という内容……