ホーム › フォーラム › Texas Instruments › オーディオ › TAS5704のSE出力について このトピックには2件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 5 ヶ月前に FI43101 さんが最後の更新を行いました。 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中) 投稿者 投稿 2018年6月13日 9:58 AM #2033 返信 Osugi参加者 TAS5704のSE出力について デバイス型番:TAS5704 毎度お世話になります。 TAS5704につきまして SE出力をオシロで調査した所、ピークで30Wを超えるような出力が計測されました。 しかし、データシートを確認しますと、SE構成の4Ω、24V使用で 18W程度までしか出ないと読み取れます。 そこで下記二点をご教示して頂けないでしょうか。 ・データシート上の4Ωと実負荷の8Ωの違いはありますが、 20W出力のデジタルアンプから30W出力されるのがありえるのか ・ありえるのであれば、どのような原理で出力されるのか、教えて頂けないでしょうか? 以上どうぞ、宜しくお願い致します。 2018年6月13日 5:00 PM #2065 返信 FI43101従業員 Osugi様 ご連絡いただきありがとうございます。 確認させていただきたいことがあります。 どのような周波数成分の信号を入力されているでしょうか。 オシロスコープの電圧は何Vでしょうか。 以上、よろしくお願いいたします。 FI43101 2018年6月19日 10:31 AM #2128 返信 FI43101従業員 Osugi様 添付資料に TPA3126D2 50-W Stereo, Analog-Input, Class-D Audio Amplifier の TINA-TI model による出力電力シュミレーションを示します。 TAS5704のAnalog-Inputに対し、TPA3126D2はAnalog-Inputですが、 電力出力段はどちらのモデルも同様なClass-D amplifierを採用しています。 シュミレーション・データから、Class-D amplifier の出力波形(OUTPR, OUTNR, OUTPL, OUTPL)は 負荷抵抗値 (Rch-4ohm, Lch-8ohm)にかかわらず、電圧振幅が0–24V(AVCC)のPWM波形となり、 出力電圧は下記の値になることが確認されます。 Rch output voltage = \f(12.64,√2) = 8.94 [Vrms] Rch output power = 8.94^2/4 = 20 [W] Lch output voltage = \f(14.49,√2) = 10.24 [Vrms] Lch output power = 10.24^2/8 = 13.11 [W] TAS5704のClass-D amplifier出力電圧は、負荷抵抗値にかかわらずほぼ一定の値でり、 負荷抵抗が小さくならない限り、出力電力が大きくなることはありません。 以上、よろしくお願いいたします。 Attachments:TPA3126D2_4ohm_20W.pdf 投稿者 投稿 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中)